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Interview

C&Wのグローバリゼーションと強み

グローバルに活躍する不動産鑑定士

日本、米国、英国、3カ国の不動産鑑定士資格を保有し、不動産の鑑定評価のみならず、コンサルティングやアドバイザリー業務もこなすライス氏。そんな彼女も、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(以下、C&W)に入社する前は、英語に苦手意識を持っていたといいます。


クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド

バリュエーション・アンド・アドバイザリー ディレクター

不動産鑑定士/米国不動産鑑定士(MAI)/英国王立チャータード・ザベイヤーズ協会会員(MRICS)/不動産証券化協会認定マスター

ライス 如美


 

01

ー日本・米国・英国3カ国の鑑定士資格をお持ちとのこと。どんなお仕事をされているのでしょうか?

主に内部的な管理業務と、海外クライアントを含む窓口業務を行っています。3カ国の資格を持っているとはいっても、基本は日本の鑑定士として評価書を作成しています。海外の資格については、MRICSはクライアントから要請される場合がたまにありますが、MAIについてはほとんどないですね。ただ、必要性はなくとも、海外のクライアントとのコミュニケーションではとても役立っています。背景がわかると、なぜこんな質問をしてくるのか?といった意図もわかりますし、どこを事前に説明しておいたらいいのかといったこともある程度予測できます。正直にいえば、今でも決して英語は流暢ではないのですが、英語力が足りない分はそこでずいぶん助けられました。

私が所属するバリュエーション・アンド・アドバイザリー(以下、V&A)で評価する不動産は国内の不動産ですが、概ね半分くらいの評価書は日本語と英語の両方、又は英語で作成しています。そういった案件でもやりとりは日本の担当者ということが多いので、英語での会話力が必要とされる機会はそれほど多くはないのですが、物件にかかわる海外の投資家やレンダー、監査法人への説明を求められることもありますし、海外から直接評価を依頼される場合もあるので、その場合は英語で対応をしています。英語力に関しては、MAIの勉強を始めた頃のTOEICは650点ほど。夫は英語ネイティブですが、家での会話は日本語のみなので、仕事を通して英語を使いながら、MAIとMRICSを取得しました。

C&Wは総合不動産サービス会社として、入り口から運用中、出口までトータルでサポートできるところが強みです。他部署やC&Wの海外オフィスとも連携して業務にあたっています。海外クライアントからは、国内系クライアントからはまずないような、イレギュラーな対応を要望されることも多いので、そこが難しくもあり面白いところでもあります。

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ー入社当時は英語に自信がなかったということですが、現在はいかがですか?

C&Wに入社した13年ほど前は、鑑定評価書は英語で作成していましたが、英語を話す機会はほとんどありませんでした。当時MAIを目指していたこともあり、将来を考えて、実際に海外クライアント対応の実践を積ませてくれるC&Wに入社したという経緯があります。

ただ最初は、電話を取るのも恐怖ですよ。英語だったらどうしようって(笑)今でも英語は流暢ではありませんが、恐怖は無くなりました。下手な英語も最初こそ恥ずかしさを感じていましたが、とにかく意思の疎通とトラブル回避に集中することで気にならなくなりました。業務をこなしながら語学の勉強をするのは簡単なことではありませんから、働きながら実践的な英語を学ばせてもらえたことに非常に感謝しています。

会社全体としては英語は必須ではありませんが、今まで英語とは無縁な生活を送ってきた方でも、C&Wでは海外の情報が目や耳に入ってくるので、ある程度は自然と英語にも慣れていくと思います。

 

 ーC&Wは、英語力以外にも資格や知識を習得しやすい環境にありますか?
資格取得サポートとして資格取得費用の補助や試験休暇の制度があります。C&Wはフレックス制度を導入しているので、自分次第で勉強の時間も確保もしやすいと思います。また、社内向けに不動産タイプ別のデータベースも整っていますし、リサーチ部門主導で、マーケット情報のアップデートと社内のエキスパートから説明を聞ける機会も毎月設けられています。その他にも、世界の投資市場の動向であったり、特定のテーマであったり、会社が頻繁にマーケット情報を発信しているので、興味があれば様々な知識を得る機会があります。

 

 

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ーC&Wだからこそできる経験を教えてください。

 

C&Wは総合不動産サービス会社なので、不動産の各マーケットに精通した同僚が社内にいること、さらに世界中にも同僚がいて、何か気になることがあればいつでも話せるところでしょうか。今日本は140人程度で、全員の業務内容がわかる程度の規模感なのもちょうどいいと思います。普段からよく他部署にヒアリングしていますし、他部門と連携しながら業務にあたることもあるので、確実に視野は広がると思います。また、海外オフィスの同僚とは実際の案件のやり取りを通して徐々に親しくなるので、長く働くことで、ある程度気心の知れた同僚が世界各地に増え、それも仕事のやり易さや楽しさにつながっています。

 

V&Aの業務については、物件タイプもクライアントの属性も幅広いですし、とにかく色々な仕事があります。通常の証券化案件の他にも、海外オフィスを窓口として依頼される仕事や、他部署と連携して提案する案件もあって、型にはまらない柔軟性があるところが魅力だと思います。鑑定士が10数名と人数もそれほど多くないので、さまざまな案件を評価できます。一人ひとりどんな強みがあって、どんなビジネスパーソンを目指しているのかも把握しやすい環境にありますから、ある程度経験を積んだ鑑定士であれば、できる限り強みに特化した案件を担当して、強みをさらに伸ばしていただくこともできますし、オールラウンドに活躍していただくこともできます。経験の浅い方であれば、まずは色々とチャレンジして自分の可能性を広げて頂きたいですね。
 
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ーワークライフバランスはいかがですか?

理想的なワークライフバランスは人それぞれですが、C&Wはバックグラウンドが異なる人が集まっていて多様性があるので、もともとの会社の文化的にも個人の希望を言いやすい環境にあると思います。私の場合は、まとまった休みをとりたいのですが、入社以来2週間程度の連続したお休みを毎年取得しているので、旅行したり、海外の夫の実家に帰省したりと、ゆっくりリフレッシュすることができています。

鑑定評価はどうしても決算期前に案件が集中するのと、発注から納期までが短い場合も多いので、構造的にはバランスを取るのが難しい業界だと思います。私は週の半分程度はテレワークで働いていて、出社した日も夕方には帰宅して毎晩夫と一緒に食事ができています。確かに繁忙期は残業時間も増えますが、ワークライフバランスに関し個人的にはこれ以上望むことは正直ないです。私たち鑑定士は裁量労働制で働いていますが、C&Wは基本的にフレックス制度を導入しています。いずれにせよ、それぞれの環境やライフステージに応じた働き方の調整はしやすい環境にあると思います。

 

03

ーどんな方と働きたいとお考えですか?

    また、どんな方がクッシュマンの鑑定士チームに合っていると思いますか?

 

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まずはご本人がC&Wでの仕事にやりがいを感じて楽しく働いてくれるといいですね。何にストレスを感じるかは人それぞれだと思うので、相性はとても大事だと思います。能力を最大限発揮するためにも自分らしく働ける職場が一番ですから。私たちの仕事は案件の幅が広くて、イレギュラーな仕事も多く、そこに納期の短い案件も入ってくるので、過度に振り回されずに、論理的に対処していける方が向いていると思います。

あとは、活気のあるチームが理想なので、好奇心と向上心がある方、たとえば、一筋縄ではいかなそうな案件が来た時に、自分が担当したい!という心持ちの方と一緒に働きたいです。そのためにも安心してチャレンジできるような心理的安全性を高める環境を整えたいと考えています。何事も最初は大変ですが、それを積み重ねていくことで人も会社も成長していくと思います。ちなみに英語力は必須ではありませんので、そこは安心して(笑)C&Wで働いてみたいと思った方は是非ご連絡頂ければと思います。

 


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