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Interview

業界未経験からの不動産鑑定士への道

不動産鑑定士への道

業界未経験からクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(以下、C&W)で実務修習を終え、晴れて不動産鑑定士となった服部氏と、その成長を見守る高畠氏。師弟関係の2人に、C&Wのカルチャーや不動産鑑定評価部門におけるバックアップ体制について聞きました。

 

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド

不動産鑑定評価部門 アシスタント・マネージャー

不動産鑑定士/バリュエーション・アンド・アドバイザリー

服部 友絵


クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド

不動産鑑定評価部門 ディレクター

不動産鑑定士/不動産証券化協会認定マスター/バリュエーション・アンド・アドバイザー

高畠 康守


01

ー鑑定部門は、どんなサービスや価値を提供する部署なのでしょうか?

高畠 主に、国内や外資系の不動産投資ファンドが証券化される際やデベロッパーが融資を得るときなどに、物件を評価させていただいています。鑑定は、基本的に1人の鑑定士が行うものですが、私共のお客さまは10件、20件と一度に鑑定をご依頼いただくことも多いので、その場合はチームを組んで評価させていただくこともあります。分け方については、複数の物件の鑑定をフローで分担することもあれば、物件ごとに割り振ることもあるのでケースバイケースです。チームで動けるというのも、C&Wの特徴であり、魅力の1つだと考えています。


服部  私は鑑定士になったばかりで、どちらかというと補助業務にあたっています。鑑定士試験に合格し、C&Wで実務修習をさせてもらって資格をとりました。高畠さんは、いわば師匠。高畠さんのアシスタントとして、さまざまな物件の評価のアシストやチェックを経験できたことは、大きな学びになりました。

実は、入社したときは業界未経験で、専業主婦の期間もあり、働くということ自体が久しぶりでした。チームとして、生き生きと働いている方々の仕事ぶりやお人柄を間近で見ることができたので、わからないことだらけの時期も大きな励みとなりました。鑑定評価って、一般的には孤独な業務だと思います。でも、チームで動いていると「自分もこんな風に働けるようになればいいな」という目標も立てやすいですし、色々な方の業務の様子を拝見できるので学びにもなります

 
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ー他部門との連携はどのようにしているのでしょうか?

高畠 弊社は、鑑定だけでなく、コンサルティングやアセットマネジメント、リーシングなど、オーナーや不動産の活用を考えている方に総合的かつワンストップのサポートを提供させていただいています。私たち鑑定評価チームは、お客さまに最初に声をかけていただきやすい部門なので、窓口として他の部門にもつなげられるよう意識しています。鑑定でいかに信用していただけるか。これは、C&Wの信用や成長に直結することです。入り口から出口までサポートさせていただくことこそが、弊社ならではの提供価値だと考えています。

02

ー鑑定士の実務修習はどのように進められたのでしょうか?

 服部 不動産鑑定士は、試験に合格したあとに実務修習を経なければ鑑定業務をすることはできません。C&Wは実務修習機関になっていますので、弊社で1年間もしくは2年間の修習を終えれば鑑定士資格が取れます。

私は入社当時2歳の子どもがいたので、1年ではなく2年を選択しました。
実務修習にかかる費用もすべて負担していただいて、研修も就業時間内に受けさせていただけました。

高畠 私にも子どもがいるので、子育てしながらの就業や勉強が大変なことはわかります。
家庭と仕事、修習の両立を考えれば、服部さんは業界未経験ということもありましたので、2年が良いだろうということで提案しました。

服部 実務修習自体は、3本立てになっています。基礎のeラーニングと13件分の鑑定評価書の作成、そして集合研修。このうち、最も労力がかかるのは鑑定評価書の作成です。2年コースでも1ヶ月に1本のペースで作成しなければなりません。私の場合、修習期間を2年にしたうえに仕事の割り振りもご配慮いただけたので、なんとか乗り切ることができました。1年だったら、おそらく途中で離脱していたと思います…。

実務修習の最後の修了考査に合格した翌日に会社に来たら、私のデスクが鮮やかなバルーンアートで飾られていて。普段、C&Wはそこまで外資系の会社という感じはしないのですが、この時ばかりは「やっぱり外資系の会社なんだ!」と思いました(笑)部署を超えて皆さんにお祝いいただいて、本当に嬉しかったです。これから、もっと会社に貢献していかなければなりませんね。

高畠 服部さんのような方を指導させていただくことは、私にとっても大きな学びになるんですよ。間違ったことを教えてはいけませんから、私も確認しながらの指導となります。逆に、勉強中の服部さんのほうが詳しい部分もあったりするものですから、非常に助けられています。
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ー服部さんは、そもそもなぜ不動産鑑定士になろうと思ったのでしょうか?

服部 10年程ガラスメーカーの法務として働いていた中で、弁護士や司法書士などの専門家と話すことが多く、自ずと自分も専門性をつけたいと思うようになりました。とはいえ、法務の道を極めるつもりはなかったので、一度、退職し、専業主婦をしていました。不動産鑑定士に行き着いたのは、たまたま見つけて面白そうだったからという安直なものです。

鑑定士試験に合格した後、実務修習ができる企業を探していたのですが、C&Wが最も自分の境遇や状況への理解を示してくれたんです。高畠さんをはじめ、多くの方が共働きで子育てされているのも自信になりましたね。

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ー小さなお子さんがいるお2人。ワークライフバランスはいかがですか

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高畠 コロナ禍前は電子書類等に対応しておらず、鑑定士チームはとくに書類が山積みといった感じでした。今では全ての書類をPDF化しているので、共有も楽ですし、在宅でも出社と変わらず業務できるので不便は感じませんね。デスク周りもすっきりです。

服部 ある程度、自分でこの曜日は在宅にするといったこともできるので、今後、子どもの習い事なんかにも対応できると思います。小さな子どもがいるお父さん、お母さんにとって、本当に働きやすい環境です。

高畠 先日、家のそばで豪雨があったときには、一次離席して子どもを迎えに行くことができました。こういった不測の事態にも臨機応変に対応できるので、非常に助かります。

服部 先輩や上司がご家族の都合や事情で休んだり、早退したりしてくれるからこそ、私たちも言いやすいというところがあります。お子さんがいらっしゃる方も多いので、諸先輩方には、業務だけでなく子育ての相談にも乗っていただいています。

高畠 そう言ってもらえるとありがたいです。

04

ーC&Wならではの鑑定業務とは?

高畠 C&Wは、グローバルに事業を展開している企業です。海外の投資家や法人からの鑑定依頼、あるいは日本で海外不動産に興味を持っている方のサポートもできることも弊社の強みの1つです。昨今、円安で日本の不動産の価値が再注目されています。引き続き、世界的に見ても日本が魅力的な市場であり続けることを考えると、弊社の提供する価値も今後さらに高まっていくものと考えています。

 
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ー知識や資格だけではわからない慣習や対応、連携などを学べる環境にはありますか?

服部 資格や知識を持っているだけでは、鑑定が難しい物件もあります。ただ、C&Wの場合は、私にとっての高畠さんのように、実務修習期間や業務になれるまでは指導員となる方と一緒に鑑定業務にあたることができます。指導員だけでなく、諸先輩方と一緒に実地調査をさせていただくこともあります。皆さん、積極的に「教えよう」と思っていただけているのがよくわかりますね。、自立した専門家集団ではあるのですが、助け合って業務を遂行していこうとするカルチャーがあると思います。

高畠 弊社は外資系ではあるのですが、外資系と日系が良い意味でブレンドされた雰囲気で人にやさしく、働きやすい環境を提供してくれる会社であり、マネジメントは個々の意思をとても尊重してくれます。

 
 

05

ーどんな方と働きたいとお考えですか?

    また、どんな方がクッシュマンの鑑定士チームに合っていると思いますか?

 

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高畠  弊社は、フラットな組織です。業務の性質上、ある程度個人でスケジュールを立てることができるため、ライフワークバランスも取りやすいと思います。また、いろいろな評価案件をチームで行う機会が多いので、経験や実績も積みやすい。公私バランス良く働きたい方にとって、ぴったりの職場だと思います。とくに、明るく元気に、鑑定チームはもちろん他の部門の方とも積極的にコミュニケーションを取れる方はすごく働きやすいと思いますよ。


服部  私のように、未経験でブランクのある人材も、優しく迎え入れてくれる職場です。先輩方の業務を間近で見ながら実務修習期間を過ごせますし、不動産鑑定士を目指す方にも最適な環境なのではないでしょうか。



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