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ケーススタディ

Nutanix Japan | オフィスリニューアル

 

 

28,000社以上が同社のクラウドサービスを導入するNutanix Japan (ニュータニックス ジャパン)様に特別インタビューをさせていただきました。
“社員が出社したくなるオフィス”に込められた想いをお話頂いております。下記よりご覧ください。

01 プロジェクトの概要

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C&W小林充(以下、小林):従前の課題を教えてください。 

ニュータニックスジャパン芦沢蘭さん(以下、芦沢):弊社は、コロナ禍の真っ只中でオフィスのリース更新のタイミングを迎えました。ただ、今振り返れば、これはオフィスの在り方を見直す非常に良いきっかけになったと思います。会社の方針で全社員が原則リモートワークになったのが、2020年2月。そして、当オフィスのグランドオープンが予定されていたのが、その年の6月のことです。ちょうど1度目の緊急事態宣言が明けたタイミングですね。予定通りオープンはしたものの、2年近くほとんど使われない状態が続いていました。段階的に出社を促していきましたが、IT企業という特性上、業務の多くが在宅でも完結することもあって、出社率は2〜3割に留まっていました。

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賃料の値上げ通知もあったことから、本国からは当然、オフィス縮小の指示がきます。一方で、在宅で仕事はできてしまうとはいえ、チームのコミュニケーションや結束力、プロジェクトの効率性などを考慮すると、やはり出社率を高めたいという思いもあったので、私たちが模索していたのは「オフィスの縮小=単なるコストカット」ではなく、面積を減らしながら出社の意義を高め、社員が集まりたくなる場所にアップデートするという視点です。働きやすさや快適性を犠牲にせず、柔軟な働き方に適した空間へと変えていくこと。これが、従前の最も大きな課題でした。

 

 

 C&Wをパートナーとして選んでくださった理由をおきかせください

芦沢:まず第一に、弊社は日本の法人としては若く、どうしてもオペレーションなど組織としてできあがっていない部分があるなか、C&Wにはオフィス立ち上げの初期段階から関わっていただき、私たちの事情を深くご理解いただいていたことが大きいですね。 また、弊社は外資系の企業ですので、本国とのコミュニケーションは英語です。C&Wの担当者には本国と直接やり取りしていただく局面もあったのですが、日本の不動産やオフィス事情にも精通していらっしゃるのはもちろん、直接本国とコミュニケーションを取っていただけることに確かなバリューを感じています。他社を選択する余地は一切ありませんでした。

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02 提供したソリューション

芦沢:今回C&Wにお力添えいただいたのは、主にオーナーとの交渉のバックアップおよびオフィスの改修です。交渉にあたっては、C&Wにマーケット情報やデータをご提供いただきながらネゴシエーションの戦略を立てていきました。改修については、もともとゾーン1・2・3に加えキッチンスペースで構成されていたのですが、このうちゾーン1を返却し、コストセービングを図りました。これに先立って元々本社としてあった80席規模のオフィスをリース満了に際して解約していましたのでC&Wにはオフィスを縮小するうえに2つのオフィスを1つに集約するという重責を担っていただいたわけです。

 

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C&Wに期待した点をお聞かせください

芦沢:さまざまありますが、最も重視していたのは納期の遵守かもしれません。日本と海外の違いなのかもしれませんが、日本は事前準備を徹底して納期を大切にする文化だと思います。特にコロナ禍ということで人材や資材の確保が難しい時期でもあり、納期をすごく心配していました。

小林:当初、オーナーから提示された工期は半年ほどでしたが、弊社のほうから複数プランをご提案し、4ヶ月程度で改修することができました。オフィスの改修は多くの場合、営業しながら行われます。今回も例に違わず、工事は土日が中心。音が出ない工事を平日の夜にさせていただくなどして納期短縮に努めました。

芦沢:本国のほうにも適切にアプローチしていただいたことで、工期だけでなく発注までの期間も短縮できました。さらにありがたかったのは、工期が短くなったことで人件費などのコストも抑えられたことです。

 

 

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小林:今回は単なる「縮小」ではなく「出社率をどう高めていくか」という観点も併せて考える必要がありました。「人を呼び戻す」ことを意識した空間でなければ、単に小さくなっただけで出社の意義は薄れてしまう。このバランスが難しかったですよね。

芦沢:おっしゃるとおりですね。弊社としては、一人あたりのスペースに余裕があることや開放感のある空間構成を重視しているため、ただ席や会議室を詰め込めばいいという話ではありませんでした。
限られた空間のなかで、機能性と快適性をどう両立させるか。C&Wには、社員の声を丁寧にヒアリングいただいたうえで、プロの視点で私たちが思いつかないようなアイデアを数多くご提案いただきました。

たとえば「会議室が足りない」という声に対して、単に部屋を増やすのではなく、遮音性や用途の汎用性を考慮したフォンブースの導入をご提案いただいたことで、狭くなったと感じさせず、機能性と使い勝手、そしてデザイン性が調和した空間に仕上がったと思っています。

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03 プロジェクトの結果

芦沢1,800㎡あったオフィスは1,400㎡に、席数は182席から126席まで縮小しています。単に面積が減ったというだけでなく「集約」と「再構成」が伴うリニューアルだったため、私たちとしては非常に大きな節目でした。もちろん、面積が減れば賃料も下がりますし、光熱費などのランニングコストも大きく軽減されます。特に昨今はエネルギーコストが上昇していますので、コストセービングの観点からも大きな成果を感じています。

 

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また、それ以上に大きかったのは空間の使い方を見直せたことです。従前のオフィスは広い分、ゾーニングが区切られ、同じオフィスにいながらもコミュニケーションが取りにくい場面もありました。セールス部門は向こう側、マーケティング部門や管理部門はこっち側といった物理的な境界が、知らず知らずのうちに“心理的な壁”にもなっていたと思います。改修後はカフェテリアを中心にワークスペースが集約されたことで、他部門間の連携も取りやすくなり、オフィスに出社する意義が高まったと思います。社員からも「非常に会話しやすい」というポジティブな声が多く寄せられています。

 

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さらに、座席や会議室の予約が可能なアプリを導入し、誰がいつどこに出社するのかを可視化。ハイブリッド勤務を前提とした柔軟な働き方を支えるインフラが整いました。会議室にはチェックイン・チェックアウト機能を追加することで、無駄な予約や予約がされているにもかかわらず利用されない状況が解消されています。

 

小林:オフィスの縮小や集約に対し、開放感というのもまたギャップのある課題であり、ご要望でした。とはいえ、開放感やデザイン性は魅力的なオフィスのエッセンスのひとつであり、我々も大切にしていきたい視点です。弊社の役割は、課題を解消し、ご要望をプランニングに落とし込んで形にすること。納期もある中で、クライアント様に加え、オーナーにも納得していただきながら実現可能なプランを構築し、ご満足いただけたことが何より嬉しいですね。改修後の出社率はいかがですか?

 


芦沢:2025年3月から出社が2日に義務付けられ、2025年9月からは出社3日が義務付けられる予定です。現在は出社率が6−7割まで戻っています。また嬉しい効果として、今回のオフィス改修は採用面でも良い影響をもたらしています。アクセスが良く、視認性の高さや機能的なデザイン、出社している社員の様子などを見て、ここで働きたいと思ってくれる方が増えたように思います。とはいえ、オフィスの在り方の追求に終わりはありません。出社回帰が進むにつれ、また異なる課題が出てくることもあるでしょう。

オフィスに出社してチームが同じ方向を見るというのは、組織として非常に重要なことです。社員の希望や思いに耳を傾け、その時々のベストなオフィスにブラッシュアップしていかなければなりません。C&Wには、引き続き強い職場づくりをサポートしていただきたいと思っています。

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インタビュー協力

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